2021年8月20日金曜日


 おはこんばんにちは。TORATです。

本日は歌詞についてのお話し。

歌詞とはアーティストが作曲をするプロセスの中で最も辛く険しいものだと思う。僕は悲しい気持ちややらせない気持ち、悔しい気持ちを歌にするのでそのような事を歌わないアーティストに比べると作詞のプロセスがとても辛かったりする。人よりセンサーが沢山ついてしまっている僕は感受性にやられてしまうことがよくあるので、そうした時に歌詞を書き凌ぎを削るのです。

僕は昔から辛い歌が好きだし、そういった歌があるから今楽しく生きれて居る。例えばGADOROの”幸せ”という曲の歌詞で、「毎日同じ道を歩いて行く。好きな女は今日もバンドマンに殴られ、金貸したツレからは既読もつかなくて。人生は地獄よりも地獄なのかもな。それでも生きてる俺ら偉いはずだよな。」と言うものがあります。この歌詞は人生の辛さや悲しさが詰まっている反面、僕の様にネガティブになってしまう人々の心の柔らかい所に手を差し伸べてくれているのだ。

少なくとも僕は僕のような弱かったり人より劣等感を感じてしまうような人たちに曲を届けたいと思っています。だからこそ歌詞を綴るプロセスは手を抜けないし、その重みは誰かの重りを外す何かになると信じているからこそ僕は音楽を辞めれないし辞めません。


以上、自分語りおじさんでした!マックのポテトをアンチョビスパイスで食べると美味しいからみなさん是非!

2021年5月28日金曜日

overthinking.com

 お久しぶりです!TORATです。

最近は心の調子がよろしくないのでソロでの楽曲制作に集中しております。

本日は少し曲解説的なのを。

良かったら聞いて頂けると嬉しいでし。


TORAT - It Is What It Is

https://www.youtube.com/watch?v=M5zaxrLg9DU


これは僕が少しの間パチンコ屋でバイトしていた時に書いた歌詞です。

基本的に単純作業のバイトだったので、気が滅入ってしまい自分が今何をしたいのか分からなくなりそうになりながら書いていました。

”間違ってないと思ったらいい” というフレーズはまさに当時の自分が自身を励ましたくて書いた歌詞です。なんにせよ疑心暗鬼で取り組むよりもその時の自分の行動に一度自信を持ってみることは本当に大切だと思います。

自分がしたい事とやらなければいけない事は勿論簡単に一緒にはできないですが、やらないといけない事も辿ればやりたい事に繋がっているということを忘れたくないです。


TORAT - Red Eyes

https://www.youtube.com/watch?v=3puc_v9dgNM


歌詞に出てくる”君”に対象はなく、自身の弱さに語りかけている歌詞です。

不安感から薬を飲まないと寝れない日々が続き、相当削られていた時に産まれました。

決してネガティブな曲ではないです。どちらかというと自分の不安感や弱さとの決別がテーマです。むりせずいきましょう。


とりあえず2曲分解説してみました。

よろしければYouTubeで聴いて頂けると幸いです!

楽しい曲もあるので是非...!

2020年8月20日木曜日

Close to You

ロングタイムノーシー!トラです。

オンライン授業も終わり、夏休みをこじんまりと満喫していたら夏も終わろうとしていました。

最近はFFFちゃんで新曲が沢山生まれている為、作詞をする機会が多いです。
そこで作詞とは何かという議題が常に頭にあります。

数々の素晴らしいアーティストが僕に生きる力を与えてくれましたが、結局のところその殆どが共感性に尽きます。Pay money To my PainのK君の歌詞の中だけでさらけ出すナイーブでセンシティブな一面には、何度も励まされました。

シンガロングだって、オーディエンスが一緒になって歌えばなんでもシンガロングになるし、曲が明るくても歌詞が自分の弱さのことを歌っていて、リスナーがそれに共感した時点でそれはバラードになるのだ。(個人の見解です)

最終的に僕がたどり着いた意見としては、「アートに対する評価やレッテル、カテゴライズは鑑賞する側の感想に過ぎないのだから、理解されないことを恐れずに好きなものを好きなだけ作ろう」という考えです。

計算で歌詞が書けるような頭のいい人間ではないので、書きたいことが有り余るほどの人生経験をしてやろうと思います。



余談ですが、最近CarpentersのClose to Youをヘビロテしていますが、60年代にあんな名曲が書かれているとはにわかに信じ難かったです。アートに時代なんて関係ないと身をもって実感しました。僕の愛読書、"クリエイティブの教科書”(邦題)にも、オリジナルなどなく全ては模倣から始まると書いてあったので僕なりに模倣をしていこうと思います。(今までもそうだけど)

結局一番言いたいことは、アートは楽しいよ!それだけです。

I do not know what defines ART.
I think I can never enjoy ART as long as I try to find what defines it.
The most important thing is just to feel what you see and follow your emotion.




2020年5月8日金曜日

whole my life

おはこんばんにんにちは。TORATです。

今日は小学校や中学校の映像や写真を見返していました。
懐かしさに涙が出そうでした。
思春期に受けた影響はずっと残り続けるもののような気がしました。

幼い頃ミクスチャーやパンクに影響を受けた僕が、今R&BやPopを歌っていても、どこかにそのスピリットは残っていてステージングや生き方に現れるのではないでしょうか。

最近は、2017年の記事にも書いた地元の幼馴染に久々に会って彼の愛犬ウィンくんの散歩に行ったりしました。
彼はいつの間にかアニメファンになっていて、昔のように通学路を歩きながら最近のアニメの話をしました。とっても楽しかった。

コロナが収束したらいろんなところに行きたい。いろんな事したい。
また地元の幼馴染とクレープパーティーしたいし。
彼女にタコス振る舞いたいし。
元B-29の盟友かんちゃんの新しいバンドも見に行きたいし。
またHEY-SMITHのゆーじ君ともスケートしたい。(ライブも見たい)
FFFでツアーをしたり、夏はBBQとかしてみたい。
仲間で自主制作PVも作りたいし、UCLAのサマースクールで出会ったしょーいちゃん(Raptor Hunter)とライブしてみたい。

まだまだ死ぬには悔いがありすぎるので、とにかくいっぱい生きたいです。
早くコロナが収束しますように。

I'm missing everything I experienced in this beautiful life.
I'm sure this life can be damned. But I hope it'll be beautiful.
Anyway, it's too early to die. It's never about time I quit my life.
To live longer with feeling happy, we gotta put off monochrome glasses.
Life has more colors than you think. Peace out. 

2020年4月28日火曜日

生きる。

不可思議Wonderboyが大好きだ。

彼の曲を聴いている間、人生が美しいと実感できる。
ポジティブさのかけらもない僕は、心の底で人性は美しいと思っている。
人生は素晴らしくはない、が美しいと思う。

彼と同じ日本人としてである事に喜びを覚える。
彼の曲を聴くと朝方、涼しくて澄んでいる空気が身体を包むような心地良さを感じる。
彼の、人生は辛いことで溢れていることを知りながらも美しさを感じ生きようとする姿勢が大好きだ。

特に好きなのは 生きる という曲の歌詞。
谷川俊太郎さんの詩を本当の意味で理解しているのは彼だけなのではないかと思ってしまう。

美しい曲を聴いたり、給料日にコンビニで買ってきた少し高いご飯を彼女と食べたり、いつもより早く起きてしまい自販機に飲み物を買いに行ったり、大切な人に会いに行く時の電車のいつもと同じなのに違う雰囲気とか、そういう飾らない気持ちが本当は一番美しいんだと彼は教えてくれた。

いつかは死ぬと分かっていながら という一文。
人生はこれに尽きてしまう。何をするにしてもこの虚しさは離れない。
僕の様に不安障害で生きにくい人たちの鎖を解くような一言。
それでも誰かを愛したり何かを生み出したりする事がいかに美しく、素晴らしいのか。
僕は僕なりにそう理解している。
そう思わせてくれた不可思議wonderboyのおかげで、今日もふかふかの布団にくるまってすやすや寝れるのだ。そして、いつだって僕のiPhoneは僕の好きな歌を歌ってくれるのだ。

彼の曲を聴きながら書いていたら、不覚にも涙が出てしまった。
いつだって喰いしばる人の痛みを、代わりに声を枯らして叫んでくれる。


まだ書き続けるから。書き続けるから。
https://youtu.be/OpwIBdVxsqA

2020年4月27日月曜日

Being Art

近頃とあるアーティストが新譜を出した。
彼らは僕らと同世代。お笑いで言えば第8世代とでも言うのだろうか。(よく分かってない)

何でも、彼らは最高にスキルフルでセンスの塊だ。
最新の洋楽トレンドを敏感にキャッチし、自分たちの曲にミックスしている。
Vo.の特徴としてはエモーショナルで繊細さが目立つ一方で、ソウルフルな伸びもある。

最近では、僕が好きな国内アーティストのツアーに帯同されていたりなど、目に見えて成長を遂げている。おまけにVo.の彼はイケメンで、PVも最高にクールだ。

何が言いたいかと言うと、僕はとても焦っている。
急ぐことがアートではない。が、人間の心理としては焦るしかないのだ。

アートであると言うことは自由に表現をすることだが、そこに商業的な目線を加えた時、それはアートで無くなってしまうのだろうか。

一般大衆を巻き込める魅力があるからこそのスター性なのではないか。

などととひとり時間に頭を抱えている。

でも考えるだけでは何も起こらないので、今一人で成長出来ることを日々着実にやっていきたいと思う夕方。

夢中でCreativityを育めたらそれ以上のことは無い!としみじみ思います。

I believe that being art is not being popular.
But if no one cares about my works,
is it really worth existing?

Knowing that all I gotta do now is improve my skills,
I can't stop thinking such foolish things.

TORAT.

2020年4月25日土曜日

Happiness

突然だが、僕はひとりの時間が大好きだ。
もちろん、家族や恋人との時間は何よりも大切だけど、それと同じくらい好きだ。

僕は人一倍感受性が高いので、街を歩くだけで悲しくなったり嬉しくなったりする。
遊園地やお祭りみたいな所に行ってしまうと、色々感じ取りすぎて思考が爆発してしまう。
そんな僕はひとりでいることで心の整理をし、自分なりの人生観や価値観を身につけていくのだ。

子どもの頃はみんな感受性や創造力が高くて、毎日がアドベンチャー。
きっと、一人っ子で友達の少なかった僕はその頃から「人生ってなんだ!みんなは何のために生きてるんだ!」と外で鬼ごっこをする同級生を指くわえ見ながら考える癖がついてしまったのだろう。

時を経て12年後、その癖は忘れる事なく完全に染み付いている。
毎日のように浮き沈みを繰り返しながら実生活のリアルさに目を眩ませている。

でも、そんな今ですらひとりの時間は6歳の僕がレゴを積み上げる様に、弦や鍵盤を押さえて何かをつくる喜びを変わらず感じている。やっぱり楽しい。未だにレゴも作っちゃう。

恥ずかしい話だが、僕は小学校1年生から歌詞を書いている。当時は楽器が何一つ出来ない癖に作曲が趣味で、〇〇っぽいメロディを考えては歌詞をつけて一人で歌って通学路を歩いていた。こないだその歌詞のノートが出てきて赤面したけど、今考えるとそれと何も変わらない事を普段やっているので、赤面するのは死んでからにしようと思った。

一人っ子で、いろんな事をひとりで考えてきた僕にとって、ひとりの時間は生きるために必要な、もはやライフライン的なものなのだ。
コロナで引っ掻き回されている今日この頃はひとりの時間にそんな事を考える。

そして、ひとりの時間のあとに過ごすみんなとの時間こそが、僕の血となり肉となる。んだと思う。おじいちゃんになってもひとりの時間は6歳児でありたい。仮にセレブリティーの仲間入りをしても、ひとりの時間はレゴを積み上げたいし、グミを片手にアニメを見たり、地元の河原をイヤホンをつけて歩きたい。自分に酔ってるんじゃなく、好奇心のまま行動する時間を減らしてはいけない。と心の底から思ったので文字にしちゃいました。


GADORO - この街には俺がいる
「きっと部屋が汚いんじゃなくて俺が美しい」